FP相談を使うか迷ったときに、すぐ決めなかった理由

静かな机に並べたノートとメモ、考え事をする朝の雰囲気

家計や保険のことを考え始めたとき、
正直なところ、最初から「困っていた」というより、
なんとなく不安だったという感覚のほうが近かったと思います。

収入や生活が急に変わったわけではありません。
今すぐ何か大きな問題が起きそうな状況でもありませんでした。
それでも、
「このままで本当に大丈夫なのかな」
そんな小さな引っかかりが、ずっと頭の片隅にありました。

保険証券を見返してみても、
内容はよく分からないままです。
ネットで調べれば調べるほど、
「見直したほうがいい」という意見もあれば、
「下手に動かないほうがいい」という意見も出てきます。

情報はたくさんあるのに、
自分の場合に当てはめようとすると、何も決められない。
何が分からないのかさえ、うまく言葉にできない状態でした。

そんなときに、ふと目に入ったのが
「FP相談」という言葉でした。

なぜFP相談が気になったのか

「FP相談」という言葉が気になったのは、
はっきりした理由があったというより、
ちょうど自分の迷いに当てはまりそうに見えたからでした。

ネットで家計や保険について調べていると、
「一人で悩まなくてもいい」
「第三者に整理してもらえる」
といった表現を目にすることがあります。
それを見て、
「自分は答えを出したいというより、
 まず整理したいだけなのかもしれない」
と思うようになりました。

特に印象に残ったのは、
FP相談が“決断を迫る場”ではなく、
現状を一緒に確認する場として紹介されているケースがあったことです。
それなら、話を聞くだけでも意味があるのではないか。
そんな考えが頭に浮かびました。

また、「無料」という言葉も、
心理的なハードルを下げたのは確かです。
何かを契約する前提ではなく、
まず話をするだけなら試してみてもいいのではないか。
そう感じたのだと思います。

この時点では、
FP相談を使うかどうかを決めていたわけではありません。
ただ、
自分の迷いを言葉にする手段の一つとして、
選択肢に入ってきた

それくらいの位置づけでした。

それでも、すぐに使えなかった理由

FP相談が選択肢として頭に浮かんだ一方で、
「じゃあ、すぐに申し込もう」とはなりませんでした。
理由はいくつかありますが、
一番大きかったのは、自分の中がまだ整理できていなかったことだと思います。

何を相談したいのか。
どこが分からなくて、どこが不安なのか。
それを自分の言葉で説明できる気がしませんでした。
この状態で相談しても、
結局「何がしたいのか分からない人」になってしまうのではないか、
そんな不安がありました。

また、相談した結果、
何かを勧められたらどうしよう、という気持ちもありました。
それが良いか悪いかを判断する以前に、
自分が判断できる状態にないと感じていたのです。

「第三者に整理してもらう」という言葉は魅力的でしたが、
その前に、
自分自身が最低限の状況を把握しておかないと、
話についていけないのではないか。
そんな感覚もありました。

今振り返ると、
FP相談を避けていたというより、
まだ使うタイミングではないと感じていた
という表現の方が近いかもしれません。

もし今、判断そのものがしんどいと感じているなら、
「決める」前に気持ちを整理する、という考え方もあります。

FP相談を使うか迷っているときの気持ちの整理方法

まずは自分の状況を整理してみた

すぐにFP相談を使うのではなく、
まずは自分の状況を整理してみようと思いました。
といっても、特別なことをしたわけではありません。

そもそもFP相談で「何ができて、何ができないのか」を
はっきりさせたい方は、こちらも参考になります。

FP相談とは?何ができて、何ができないのか

家計のこと、保険のこと、将来のお金のことを、
紙やメモアプリに書き出してみただけです。
収入や支出、加入している保険、
「よく分からない」「気になっている」と感じている点。
思いつくままに並べていきました。

書き出してみて気づいたのは、
分からないことが多いと思っていたわりに、
実際に不安に感じているポイントは限られている
ということでした。

逆に、
「これは今すぐ答えを出さなくてもいい」
「これは後回しでも大丈夫そうだ」
と感じるものも見えてきました。
頭の中だけで考えていたときよりも、
少しだけ状況を客観的に見られるようになった気がします。

この段階でも、
FP相談を使う・使わないの判断はしていません。
ただ、
何を聞きたいのか、もし相談するとしたら
どこが分からないのか

が、以前よりはっきりしてきました。

調べて分かったことと、残った不安

自分なりに状況を整理したうえで、
あらためてFP相談について調べてみました。
公式サイトや体験談、よくある質問などを読み、
少しずつ全体像が見えてきた気がします。

分かったことの一つは、
FP相談が「正解を決めてもらう場」ではなく、
現状を一緒に確認し、考え方を整理する場
として使われることが多い、という点でした。
その点は、最初に抱いていたイメージと近く、
安心材料の一つになりました。

一方で、不安が完全になくなったわけではありません。
相談内容や担当者によって、
話の進み方や受け取る印象が変わることもあるようです。
また、どこまでが情報提供で、
どこからが提案になるのかは、
実際に話してみないと分からない部分も多いと感じました。

「無料」という言葉についても、
なぜ無料なのか、
どこまでが無料なのか、
その仕組みを理解しておく必要があると思いました。
使うとしたら、
その点をきちんと確認したうえで判断したい。
そんな気持ちが残りました。

調べれば調べるほど、
FP相談は良い・悪いで割り切れるものではなく、
自分の状況やタイミングによって、
向き・不向きが分かれるもの

なのだと感じるようになりました。

実際に相談してみて、
「思っていたのと違った」と感じた人の体験もあります。

FP相談を使ってみて思っていたのと違った体験談

今振り返って思うこと

今振り返ってみると、
FP相談をすぐに使わなかった判断は、
自分にとっては悪くなかったと思っています。

それは、
FP相談が必要なかったという意味ではありません。
ただ、自分の状況や気持ちを整理しないままでは、
うまく活用できなかっただろう
と感じているからです。

少し時間をかけて考えたことで、
何に不安を感じているのか、
何を知りたいのか、
そして何を今すぐ決めなくてもいいのか。
その輪郭が、以前よりはっきりしました。

FP相談は、
使う・使わないを急いで決めるものではなく、
必要だと感じたときに選べる選択肢の一つ
なのだと思います。
準備が整った状態で使えば、
役に立つ場面もきっとあるはずです。

もし、この記事を読んでいる方が
かつての自分と同じように迷っているなら、
まずは焦らず、
自分の状況を整理するところから始めてみてください。
そのうえで、
相談するかどうかを考えても遅くはないと思います。

今すぐ結論を出さなくてもいいと思っていますが、
「そもそもFP相談は自分に必要なのかどうか」は、
別の角度から整理してみることもできます。

判断を急がずに考えたい方は、こちらも参考になります。

FP相談は本当に必要?

この記事を書いた人

Jun

Jun

執筆者プロフィール

執筆者:Jun(myfpadvice編集部)

家計や保険、将来のお金について「何が正解か分からない」と感じた経験から、
情報を整理することの大切さを感じ、このサイトを運営しています。

ファイナンシャルプランナーや金融機関の関係者ではなく、
特定の商品や契約を勧める立場でもありません。

当サイトでは、一般的な情報をもとに、
読者の方が自分に合った考え方や選択肢を見つけるための
情報整理を目的として記事を執筆しています。

最終的な判断は、ご自身の状況に合わせて行ってください。

著者の投稿一覧